SERVICE -温室について-

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検査検疫隔離温室

防ぐ、守る、未来の緑

検査検疫隔離温室は、病害虫や外来植物の侵入を徹底的に防ぐために設計された高い隔離性能を備えた特殊施設です。

主に輸入植物の検査や新品種の導入時に必要な検疫、さらには病理試験や耐病性評価など、多様な研究・検査に活用されています。内部は気密性の高い構造となっており、フィルターを通した換気や二重扉などにより外部との接触を最小限に抑制。これにより、外来病害虫の国内侵入や拡散を未然に防ぎ、農業や生態系の安全を守ります。また、温度・湿度・光・二酸化炭素などの環境要素を高度に制御できるため、正確な実験条件を維持しながら試験精度を確保することが可能です。国際的な農業流通や新品種の導入が増える中、こうした施設は貿易と安全性を両立させる不可欠な拠点であり、持続可能な農業基盤を支える重要な役割を担っています。